双騎の感想③

たった2時間5分の舞台なのに感想も③まできてしまいました………

そして双騎終わってしまった……

あの公演期間は幻だったのではとすでに思い始めてます( ;  ; )

 

 

双騎が幻でなかったことを再確認するために、感想②で書けなかったカテコを記しておきます。

 

【5ソワレ】

 

髭:今日はありがとう

  先はまだ長いから、くれぐれもネダバレには気をつけるんだよ?

  わかった?

  (はーい)

  わかった?

   (はーい)

  いいこいいこ

 

膝:膝丸だ

  (次に発する言葉のあいだに謎の間があったので会場微笑)

  ……なぜ笑いが起こる?

  (ひざまる〜)

  ありがとう

  兄者の言う通りだ

  呟きたくても呟かないことだな

  公演はまだまだ長いが戦い続けて行く 応援宜しく頼む

 

たぶんこの流れが定型ですかね??

 

あの、キモいおたく語りで申し訳ないんですけど、高野くんってあらかじめ話す言葉が決まってても一言一言のあいだに謎の間ができる時ありますよね…

カテコはどうしても高野くんの素が出ちゃうのが可愛いと思います…

あと「なぜ笑いが〜」のところたぶん兄者の方見ながら言ってたのかな??下手サイドだったからよくわからなかった…でも可愛いのは察した

 

【6マチネ】

 

髭:楽しんでくれたかい?

  (パチパチパチ)

  それは良かった

  公演はまだ続くから、くれぐれもネダバレには気をつけるんだよ?

  わかった?

  (はーい)

  わかった?

   (はーい)

  本当に?

  (はーい)

  わかった?

  (はーい)

  いいこ

 

膝:今日はありがとう

  兄者の言った通りだ

  呟きたくても呟かないことだな

  わかった?

  (はーい)

  わかった?

  (はーい)

  ほんとに?

  (はーい)

  わかった?

  (はーい)

  いいこ

   最後まで応援宜しく頼む

 

 

膝丸まさかの兄者の真似っこ……

兄者めっちゃ念押して聞いてくるなぁって思ってたら、弟は完全に兄者のコピーでやば〜〜〜〜〜って感じでした…

「わかった?」なんて膝丸言わないじゃん…しかも「いいこ×1」て………

あと、真似っこしながら段々兄者の方見だして最終的に兄弟で笑い合ってたんです…

「いいこ」はもう笑いながら言ってたんですけど、その時の膝丸の笑顔がいたずらっ子?でも照れてる?みたいな表情で即死

(なにやら兄者の真似っこはその後の回でもやってたみたいですね…!たぶん初回の真似っこはこの6マチネ…)

最後の最後までしんどいな双騎

 

 

はぁ…書ききりました……

自分なりに頑張って記憶してメモした記録でした。

 

 

 

本当に、本当に楽しかった双騎だけど、一つ…これだけは本当によろしくないと感じたことがありまして……

この先はちょっとネガティブな感想なので飛ばして下さい…

チケット云々とかも書いてるのでその辺がモヤる方も見ない方がいいです( ;  ; )

(やっと否派の意見を検索して調べることができて、たぶん根本は同じような意見だなと思いました)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの、この公演1回だけ観た人って満足できました???

これ、2回観ないと楽しめなくないですか………?

 

一部が髭切と膝丸の芝居だったって、初見で観てわかる人いたのかな…

二部でネタばらしされて初めて確信が持てたんじゃないかな…

 

たぶん「刀ミュ」を観に来てる人は、「へぇ!一部は髭切と膝丸だったんだ!すごく面白かった!満足〜〜〜!」とはならんよね

「髭切と膝丸が演ってたの?!まじか!一部をもう一回、今度はもっと真剣に観なきゃ!」ってなるやろ

主ならなるやろ(役者目当てならならないと思うけど刀ミュ好きなら大体主でしょ…)

 

でも意図的にこの構成で作られてましたよね…

チケット先行の当落日が来るたびお通夜状態だった双騎でこんな作り方されてちょっと怖くなりました……

 

いや、刀剣乱舞のファンは聡明な方が多いから、冒頭の名前の書いてある札とかに気づいて楽しく観れた人もいるのかもしれない…

でも私は気づかなかった…普通に源氏色の頭をした三浦くんと高野くんが曽我物語演じてるっていう風に観えた…

 

個人としては今回幸運にも複数回入れて一部を髭切と膝丸として観ることが叶ったので本当に大満足でした…だから双騎も肯定できるんだと思ってます。感想①でも書いたように、一部にも源氏を感じる欠片がたくさんあったので…

あと私は高野くんも好きなので、一部はこんな推し見たことないってくらい面白かったです笑

 

でも1回だけしか観れない可能性も十分にあり得たわけです…

なんせあのキャパ

劇場入って一瞬で悟りました、これは当たらんて

 

もし私が一公演だけ観るんだとしたら、1回だけでも観れることが嬉しくて、源氏に会えるのめっちゃ楽しみな気持ちで当日を迎えただろうなって思います…

職場に休み希望出して宿泊先交通手段手配して……遠征民なので何ヶ月も前からその日のために準備します…

で、当日観て「一部は実は源氏の芝居でした」なんて言われたらキレると思う

「主」として刀剣男士を観に来てるのに、「髭切と膝丸の任務」をそう認識できていないまま観ていたことになる…(すみません、任務って書いてますけど任務かどうかは明言されてないかも…自分のメモにさらっと「今回の任務」って膝丸が言ってたって書いてあったけど…配信観れてない…でも、つはもの公演で今剣と岩融が主に披露するために勧進帳の稽古をしてたのとは違うのではと思ってます……任務なの?ちがうの?どうなの???でも任務じゃなかったらあまりにも物語が壮大すぎない??笑)

 

とにかく「主」としてこの物語を見届けてないから全然満足できない…このままじゃ地元帰れない…っていう未来がみえました。これは完全に否定派ルート……

 

曽我兄弟を源氏兄弟が演じるという発想はたぶん舞台じゃないと表現し得ないものだと思うし、源氏の和装やポニテ隈取りのビジュアルを産み出してくれて大大大感謝です…

 

だから、源氏のキャラが好きな人は一部も源氏兄弟としての姿を観たかったとは思うんですけど、私はそういうのじゃなくて…

曽我兄弟な源氏兄弟でも全然大丈夫なんです。むしろ曽我兄弟の違いを発見することで源氏兄弟の個性が浮き出て、結果源氏万歳になるので…

でもそれは一部は髭切と膝丸の芝居だよってこと知らないとできない。

二部で明かすのではなく、観る前に教えて欲しかったです。

たぶん皆様が否の意見で言ってる心構えってやつです。

主を置いてけぼりにしないで………( ;  ; )

 

例えば一部始まる前に影アナで

 

「髭:主、今日は来てくれてありがとう。これから弟の…えっと……名前はど忘れしたけれど、弟と一緒に頑張ってくるよ。

膝:膝丸だ兄者!主、驚くかもしれんが我ら兄弟の物語を最後まで見届けて欲しい。」

 

みたいな導入をしたり、座席に置いてあるフライヤーに

 

「『曽我物語

出演・・・一万/十郎:髭切

     筥王/五郎:膝丸

 

作・・・・・膝丸(の記憶)

演出/監督・・・髭切」

って紙切れ一枚挟んだり………

 

これはポンコツな頭で3秒で考えたやつだから…刀ミュならもっと素晴らしい方法で主にお知らせできる……(何度も申し訳ないですけどほんと各位の地雷踏んでたらすみません…)

 

 

「チケット激戦の舞台で2回観ないと完全に楽しめないような作り方はするな」

簡単に言うとこういうことでした

ただでさえ狭いキャパのせいで色々ピリピリしてんだから( ;  ; )

それさえしてくれれば、1回観ればおたくの観察眼と妄想力と考察力は引くほど逞しいのでなんとかなる(あとは己の記憶力との戦い)

 

“衝撃”を優先するあまり、観客が刀剣男士の主であるということ忘れてたよね刀ミュくん……

 

モヤってたの好き勝手吐きだせてスッキリしました…

(公演のアンケートには上記の内容をもっと端的に、オブラートに包み、それはもう丁重にご意見として書かせていただきました…今後もそんな作り方されたら怖すぎて刀ミュ観に行けない…)

 

 

なんか色々書きはしましたが、三浦くんが刀ミュブログで書いたような「人生で1番体力的にキツイ舞台」を、花組芝居の方の力も借りながらですけど、2人で懸命に演じてくれたこと、刀ミュを背負って頑張ってくれたことに変わりはないですね。
ほぼ2人の見せ場でずっと舞台に出てくれて…
今回も髭切役と膝丸役を大事に演じてくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。

そして本当に、私個人としては双騎大満足です。

チケットの値段以上のものを観せてもらったし、持って帰れたと思ってます。

本当に楽しかった…全てフォロワーさんのおかげです。

 

 

再演のお知らせもありましたね……!

また激戦だろうからみんなが楽しめるキャパで頼む…ドームツアーして欲しいくらいだよ…

また来年も二振りに会えるように頑張ります…

あとみんなが楽しめる舞台に…みんな好きなコンテンツで否定の意見は言いたくないはずなので……

 

以上、まとまりのない双騎の感想でした!!! 

 

双騎の感想②

すみません二部の感想の前に…

 

双騎の感想①で、あのアンサンブルのマントマン謎って最後に書いたんですけど、

父上が死んで仇討のため剣術に励む兄と、悲しみにくれて袂を濡らす弟から始まるところは

 

弟→悲しみ

兄→仇討ちへの強い意志

 

を表してるとなんとなく思ってたんですよね。

特に弟はわかりやすくて、確か下記のように歌うんですけど

 

1人咲く可愛い花
誰の悲しみに寄り添うの

悲しみに寄り添うのはもうやめよう
私が寄り添いたいのは(一万の方を見る)

 

最初の「悲しみに寄り添うの」でマントマンが箱王に寄りかかってきたり、「悲しみに寄り添うのはもうやめよう」で箱王がマントマンを突っぱねたりするので…

 

一方兄には「寄り添ってくれるのか この心に」みたいな歌詞があったので、兄者を取り巻くマントマンは兄者の仇討ちへの強い意志を表してんのかなぁ…それぞれの心を表してんのかなぁ…と単純に思ってたんです

 

でもとあるフォロワーさんから、あの一万の周りのマントマンは「死」の表現だと思うという話をちらっと聞いて、なるほど〜〜〜〜〜????!!!!ってなりました…

確かに最初、一万に迫るように近づいてくるんですよねあのマント……

この物語の仇討ちイコール死なので近からず遠からずではあるのですが…ニュアンスが全然違いますよね…

 

「仇討ちを果たす」という共通の意識が兄弟の絆を深めていくんだと解釈していたので結構前向きに捉えていたんですけど、「死」と解釈すると、幼い箱王が兄の気持ちに寄り添いたいと願う先に「死」が待っているってことですよね…

 

しかも箱王は兄上と一緒に仇討ちをしたいから剣術を教えてくれって言って、一万は嬉しそう快諾するじゃないですか…でもそれって箱王も死に向かうってことで…

ここ兄弟の気持ちが一つになる場面なので結構感動しながら観てたんですけど、実は激重なメッセージが隠されていた可能性…

仇討ちを果たすことが目的になっていて、いくらお兄ちゃんの一万でも自分たちの結末を考えられるほどの年齢じゃないから、その無垢さがしんどいし、それをアンサンブルのマントマンで表現してるんだとしたらやばいなと思いました…

膝丸は例え行き着く先が「死」でも髭切と一緒なら受け入れられそうなので、この箱王の演技は自然にできそうですけど、髭切はこの芝居をしながら何を考えていたんだろう…とか考えるとめっちゃしんどいです……

冒頭のもエリザベート的に考えると「死」の表現になるのかな…え〜〜〜〜難しいしよくわからないけどしんどい…

でも色んな考え方ができるのは楽しいですね…正解なんてないと思うので色んな意見が聞きたいですね…ありがとうござましたフォロワーさん……

 

 

で……こんなしんどすぎる一部の後にやってくるのが刀ミュのお家芸「二部の強制セラピー」ですね!!!!

 

 

 

 

確か、

 

  • 光と闇を切り裂く系の新曲
  • 手拍子が楽しい系の新曲
  • MC
  • ダンサーさんのターン
  • Just Time
  • 客降りの新曲
  • kizuna
  • 加納さんのG線上のアリアの舞
  • 双つの軌跡
  • 刀剣乱舞双騎ver.

 

って感じのセトリだったと思うんですけど…

 

いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

とにもかくにも一番忘れられないのは6ソワレの膝丸乳首ポロリ事件です…

 

まずkizunaで泣きます、余韻…

兄弟手を取り合いましたさぁ来るぞ〜〜〜〜って一気にボルテージが上がります

はぁ〜兄者の公開生着替え〜やべぇやべぇ…

そうそう膝丸も次のお着替えのためにそろそろ……って、ん?なんかまだ客席の方向いてるのに脱ぐ準備しだしたけど…え、中の金太郎インナーがチラチラ見えるんだけど…

あ、後ろ向いて走り出した…やっぱり公開お着替えは兄者だけだよね…

お!きたきた膝丸ぅぅぅうううう?????なんか金太郎インナー中央に寄ってない???あ…危なくない……???

 

 

って、最初はそんな感じでした…

でも次第に激しいダンスで金太郎インナーがもっと中央に寄って、色づいた部分が少しこんにちはしてるのが見えて……正直そこしか見てなかったですよね…

ポイ回してる時も「あぁ…かっこいい…でも乳首出てるよ……」と気が気じゃなかったです…

最後の決めポーズではもう全部見えてて赤面太郎だったんですけど(膝丸って結構胸筋あるんですねぇ…)二部が終わって隣の友人に「ねぇ…膝丸…乳首でてたよね…」って言ったら全然見てなくて、まじであの数分は幻かと思いました…

でもその友人から、7ソワレでは最初から丸出しだったとの連絡がきたので安心した…

たぶん幻じゃないです…6ソワレもその片鱗ありました…(同じ回を観劇された方で目撃者様いらっしゃったら是非連絡下さい…)

でも、え、ということは7マチネもポロってたのか…? 

ていうかこんな変態な感想で各位申し訳ないです…苦手な人いたらごめんなさい…

 

 

この話ができて結構満足なのですが、それだけでもあれなので他の曲も順番にさらっと感想を…

 

 

1曲目、兄者が下手に向かって中央から飛び出してくる最初の登場シーン最高ですよね…衣装もひらひらしてて神が舞い降りたのかと……

「光と闇を切り裂いて〜」という歌詞とサビのメロディちょっとしか覚えてないんでけど、なんかかっこいい感じの曲でした

 

 

2曲目はノリの良い曲で好きでした!!!

1週間経った今でもサビを口ずさめるくらいキャッチーで明るい感じの曲で!

一緒に手拍子しちゃいますね!!!

 

 

そしてMC…兄弟の会話…

めっちゃ可愛かった…

 

限定公開でふせったーにも載せたんですけど、可愛かったので6日のマチソワ残しておきます…(安定のうろ覚えですが…)

 

【6マチネ】

髭:え〜と、驚いた?

膝:それは驚いただろう!なんせ我らが子供になって現れたのだからな!(「子供に」のところで箱王のテンションになる)

髭:(笑)あっちでもやってあげなよ

膝:(上手に移動し)あにうえ〜!あにうえ〜!あにうえ〜!

髭:(舞台のセットに腰掛ける)

膝:(兄の方向いて)あにうえ〜!!あにうえ〜!あにうえ〜!

  止めてくだされ〜!!(テンション上がって止めどきがわからなくなっちゃった感)

髭:よく出来ました(笑)

膝:(顔を横に背けて照れ笑い)

  それはそうと、今回の任務は俺も驚いたぞ

髭:そうかい?僕は驚かなかったけどなぁ…えーと……

膝:………

髭:箱王!

膝:それはさっき演じた役の幼名だ!

髭:五郎!

膝:それは元服してからの通称だ

髭:時致!

膝:それは本名!まさか、この期に及んで忘れたわけではあるまいな?

髭:え〜〜っと…………(中々に熟考する)

膝:兄者……(あまりの切ない響きに会場微笑)

髭:あ!助六

膝:膝丸だ!!(大声)

 

【6ソワレ】

髭:え〜っと、驚いた?

膝:それは主も驚いたと思うぞ!なんせ我らが子供になって現れたのだからな!

髭:あっちでもやってあげなよ

膝:いや…あっちは兄者がやればいいのではないか?

髭:いや僕はいいよ

膝:あっち(上手)の主も見たがっていると思うぞ

上手の主 \キャー/

髭:(諦めたように上手に移動して、上を指差しながら)あ!大きなう(💩)

膝:兄者ーーーーー!兄者、今なんと言おうとした!

髭:あ!大きなう(💩)

膝:兄者ーーーーー!!まさかあの言葉を言おうとしたのか?(早口)

  やはり兄者に任せたのは間違いだったな(早口)

膝:それはそうと……(以下略)

 

6マチネは膝丸のテンション高くてめっちゃ可愛かったです…客降りも膝丸ずっとニコニコしてた…可愛い…

補足すると、大きな💩は一部の一万と箱王が戯れている場面で登場するんですよね。ここおそらく箱王が踏んでる💩と空を飛んでる💩の2パターンあります。

そのときの箱王の反応可愛すぎますよね…踏んでるときは「うぇ〜〜〜〜〜ん!!」って大泣きして、飛んでるときは「うそぉ〜〜〜???!!!」って本気でびっくりして…

その後の一万の「うそだよ〜〜〜!!」も可愛すぎる……

これ髭切と膝丸が演ってると思うとさらに可愛い……

 

 

そしてJust Time!!!ここ主たちのテンションも高くて楽しかったです。

既存曲だし、何も考えずにペンライト振れるのがいいですよね!!!

ただ膝丸の見せ場が減っちゃってて、兄者は盛り上がりポイントがあるのに膝丸にはなかったというか…どこで歓声をあげればいいかわからないところがあったのでそこだけ残念でした…私がたまたま観た回がそうだったのかな…

この曲だったか次の曲だったか忘れたんですけど、曲の最後に下手寄りの舞台に2人並んで腰掛けて、兄者が先に立って膝丸の後ろに回り、膝丸の頭に手を乗せるの可愛すぎましたよね…

兄者から座るの誘ったのにすぐ兄者が立つから戸惑うようにキョロキョロする膝丸が可愛くて…!!!

そして兄者が膝丸の頭を一回ポンってするのがやばい〜〜〜〜〜〜

膝丸の上向いて「ん?」っていう表情してから笑う感じも最高でした…

ちなみに後ろに立つ兄者は、普通に立ってる時と片膝ついてる時の2パターンありましたね…

 

 

客降り曲…全然曲覚えてないや…確か最初に手拍子4回くらいした…

だって目の前に推しが来てくれるから…曲聴いている暇なかった…

やっぱり客降りは目の前に来てくれるのがいいですよね!!

MCのところでも書いたんですけど、6マチネはいつも風よりも風になって走り去っていく膝丸がにこにこ歩いて客席を見てくれて嬉しかったです…

主もマナーの良い人ばかりだったので穏やかに髭切と膝丸の姿を眺めておりました…

あとこれもどの曲か忘れたんですけど、兄者が膝丸に投げキッスしますよね…キュート…兄者キュート…

 

 

次…kizuna…

いや……まさか源氏のkizunaが聴ける日が来ると誰が予想してましたかって話ですわ…

めちゃめちゃ美しく綺麗なハモりとフェイクを堪能できる素晴らしい曲ですね…

まず出だしの膝丸のパートの声が優しくて最高…

(そのパートを歌う膝丸の背中を後ろの階段に腰掛けた兄者が見つめてたと思うんですけど…どうやら見てない時もあるみたいです…( ;  ; ))

 

そして兄者が「さよならでも〜」って歌ったすぐ後の膝丸のフェイク………

あそこ結構ハッキリと「あは〜ん」って言っててちょっとびっくりしてしまいました…そして他のフェイクは割と同じ感じなのですが、ここだけ歌い方にパターンがあると思ったんですけど、なかなかにマニアックな視点っぽくて周りの人には全然伝わりませんでした…

 

一応…一応ね?

わかってくれる人もいるかもしれないので…

念のため、書いておくんですけど…

 

【kizuna 冒頭の膝丸フェイク】

4ソワレ→声でかめ、発音しっかりめのAh〜🎶(びっくりした)

5ソワレ→なんかエロい感じのAh〜🎶

6マチネ →小声で抑えめのAh〜🎶(控えめパターンもあるのかとびっくりした)

6ソワレ→5ソワレと同じ感じのAh〜🎶(たぶんこれがデフォルト)

 

って感じでした…

他の日のここのフェイクがどんな感じだったのかめちゃくちゃ気になりますが、恐らく普通はスルーするところなので孤独に配信のフェイクを楽しみに生きます。

ほんと地味に高音フェチなので、この曲の源氏ver.が聴けて本当に嬉しかったです…

いまつるちゃんの高音パートを膝丸が歌うところは爆わきしました…なんって綺麗な声を出して歌うんや膝丸…いや、もはや高野くん…

ハモる時も基本的に膝丸が上で髭切が下って感じだったと思うんですけど、髭切が上でハモる時の声も綺麗で…この曲セトリに入れた人天才…

音源化あれば嬉しいんですけど、そんな贅沢いえないです、感謝してます……!!!

 

 

 獣は…あの…冒頭で書いた乳首がすべてです…

衣装もめっちゃかっこよかったけど………

 

 

次の加納さんの舞なんですけど、クラシックの曲にのせた舞というのを今までに見たことがないので単純に驚きました。美しいお着物で、普段は親しみのない舞踊を、親しみのあるクラシックの名曲に合わせていて観やすかったです…

この舞は一部とリンクしてるんだろうなとは思うんですけど全くわからないので、一部の母上に思いを馳せながら観させていただきました…

最後桜吹雪が舞うのも美しかった…

 

 

で、双つの軌跡ですよ〜〜

これ追加の歌詞ありましたね!!

イントロ部分に

 

髭:別れた道
膝:何度別れても
髭:引き寄せられて交わる
膝:集う

二振り:時が 訪れた

 

って歌詞が追加されてて、これが…つはものを経てできた完全版の双つの軌跡……

途中にも髭切と膝丸が掛け合うところで歌詞が追加されてたんですけど、私の耳と音響が良くないので聞き取れず……この掛け合いの後、さっきの歌詞を「集う」まで繰り返して、二振りで歌うところが「時を今」になってたとメモに書いてありました…

(天才フォロワーさんが掛け合いの部分大体聞き取ってて、それを教えてもらったらやばかったです…エモから生まれたエモ太郎爆誕です…)

 

すごいですね双騎…二振りのために書き下ろしの歌詞までつくってもらっちゃって…

こんないいんでしょうか…単騎双騎だけじゃなくて他の刀剣男士の出陣も観たいですよね…

 

あと忘れてはならないのが、膝丸の「辿りついたのは 誰かの隣」の歌詞が、

「誰か」ではなく「あなた」に変わっていたことですね…

「あなた」を歌う時後ろの髭切を一瞬見て目を合わせるのが最高ですね…

 

 

そして刀剣乱舞〜〜〜〜

やっぱりこれがなくっちゃってやつですね

これも双騎verになってて非常にエモかったですね…

 

サビ前の歌詞が


髭:悠久の時を超えて
膝:交わる刃放つ煌めき

 

こんな感じで、間奏前が

膝:我が使命果たすがために 磨きあげるこの技←????
髭:(○○○○○○○○ いざゆくぞ)←????

 

こんな感じ(ここ重要なのに全然わからなかった( ;  ; ))

この後の間奏、本編はソロの見せ場ですけど2振りで戦ってたので目が4つ必要でした

いつもの映像もないしね



あと最後のサビが【主旋律:膝/下ハモ:髭】だったと思うんですけど、

いや最高かよと…
刀剣乱舞のサビをハモるのは源氏兄弟にしかできないよと…

やっぱり音源くれよと…

 

はぁ…

なんか、兄者が膝丸の方を見るけど膝丸全然違う方向いてて、膝丸は全然気付かない時もあれば、膝丸も数秒遅れて気づいて笑い合う…みたいな瞬間を二部中何度か目撃したんですけど…弟を見つめる兄者の表情は「慈しみ」という表現がぴったりだなと…

すごくないですか…え、なに、こういう指導二部にも入ってるんですかね…

弟が兄者の方を向くと兄者ニコッてするんですけど(可愛い)、周りからみたら髭切が膝丸のことを唯一無二の大切な片割れだと思ってることってすごくわかりやすいのに、膝丸は気付いてない、みたいな関係性が見えました…

 

さらっと書くつもりがけっこう語ってしまった…

それほど最高だったんですよね双騎…

 

まだカテコがあるんですけど…カテコも可愛かったからまた書きたい…

あと、源氏ファンも刀ミュファンも役者ファンもみんなが楽しめる素晴らしい舞台なのに、いや素晴らしい舞台だったからこそ、なんかモヤっとすることとかもあったりして…またそれも愚痴りたいです…

とりあえず双騎の感想②は終わります。

 

 

 

 

双騎の感想①

(観てから1週間経ってるし台詞も歌詞もうろ覚えなのでぬるい目で見てください…)

 

 

 

 

双騎………

 

普段感受性が死んでる人間がブログを開設するくらいにはやばかったです。

1部で源氏兄弟が出てこないから期待外れだったという人もいるみたいなのですが…これは任務で源氏兄弟が曽我兄弟を演じてるからやっぱり髭切と膝丸が出てるんだよね…(でも曽我兄弟な源氏兄弟じゃなくて、源氏兄弟な源氏兄弟を観たかったってのもわかる…歌って踊れるしねあの2人…)

そして源氏兄弟が曽我兄弟を演じてるってこと、私のように理解が遅い人間には色んな衝撃で忘れちゃいそうになります…

あくまで「曽我物語」として話が進むから、源氏の頭の色してる"曽我兄弟"として観ちゃうよね (それほど物語に溶け込む演技をするキャストが凄すぎるのもある)

 

まず舞台のセットが今までの刀ミュと違いましたよね…

今まではプロジェクションマッピングが映えるようにシンプルな作りだったのが、今回はめちゃめちゃ作り込んであって、木の柱に所々髭切と膝丸の紋が彫られてたりして…

今回は今までの刀ミュと方向性が違うんだなっていうのが、セットを見ただけでもわかりました。

そもそもこの任務の発端だけど、最初はみほとせの時みたいに赤ん坊の曽我兄弟が殺されて、令和に語り継ぐ歴史を変えない為に曽我兄弟に成り代わり歴史を紡ぐ任務なのかなって思ったりしたんです。
けど、お面を被って登場したり人形のように操られるような動きがあったから、昔から能や浄瑠璃、江戸時代になってからは歌舞伎などで盛んに上演されてきた「曽我物語」そのものが歴史修正主義者によって葬られようとしてて、それを阻止するため「曽我物語」を上演して後の世に語り継ぐっていう任務だったのかもと妄想してます…。(歌舞伎の「曽我物語」はめっちゃ人気で正月興行には欠かせない演目になってたってwikiさんに載ってました)
なので今回は歌舞伎ちっくに表現されてたから、江戸時代に消えかかっていた「曽我物語」を髭切と膝丸が演じることによって語り継ぐ歴史を守る感じだったのかなとか…

江戸では正月に各座必ず新作の「曽我物語」を上演する慣わしがあったらしいのでこれも新作として上演したんかな……とか。でもきっと歌舞伎好きの江戸時代の人がこれ観たら、「なんか喋り方が違う頭が黄色と緑の変なやつが出てる!ヤベェこんなの歌舞伎じゃない!」って賛否ありそうですよね。でもそれって現代で私たちが歌舞伎を取り入れた曽我物語な刀ミュを観てこんなの刀ミュじゃない〜!って賛否があるのと同じ感じかもとかとか…(フォロワーさんから2人の登場のシーンはエリザベートに激似と教えて頂いたけど、エリザベート全く観てないのでその観点からは語れない…エリザベートは生と死がテーマっぽいからそっち方面から考えても面白そうですよね)

冒頭の語り部の台詞がもっと聞き取れたらよかったんですが、そこまで頭回りませんでした…でもこの仇討ち事件は全くの作り話でもないみたいで鎌倉幕府が意図的に隠そうとしていた痕跡もあるとか…え〜歴史って凄いな…

 


話は戻るんですけど、二部で一部が任務で曽我兄弟を演じていたと明かされましたよね。だからあの一部は確実に髭切と膝丸ですよね、忘れそうだけど。兄弟だし、箱根権現で刀の膝丸が奉納された歴史があるし、「成る程、それで我ら兄弟の出番なのだな」的なノリで任務にあたったんだろうなって想像するんですけど…

たぶん源氏のキャラが好きな人は任務以外の部分が見れていたらとても満足する作品になったと思うな〜って…そこが惜しいとは思います…
だって任務中に絶対

膝「兄者、箱王は些か泣き虫が過ぎないだろうか?あとやはり俺が稚き人の子を演るのは無理があるぞ」
髭「そうかい?箱王はお前にとっても合っていると思うけどな。僕はお前の箱王好きだよ」
膝「それなら良いのだが…」

って会話してる…よね??そういう“2人が任務してるんだよ”っていうのがわかる会話が劇中にあったら源氏キャラが好きな人も楽しかったんじゃないかな?(一部は刀ミュの作りたい世界観を壊すから無理だったのかもしれないけど…いや、二部にも一応ありましたね「あにうえ〜〜〜!!」ってやつ…可愛かった…あと私は生粋の源氏ガチ勢ではないので地雷的な発言などがあったらすみません…)

 


で本題だけど(長い…)、私が今回の曽我物語の中で一番刀ミュの源氏兄弟みを感じたのは母に仇討ちを告げに行き別れの舞を舞う場面なんです……

つはもの公演の時、見えない部分も月なのかな?って言う兄者と、見えてるものしか分からない弟っていう描写があったけど、あれこのシーンでこれすごく現れてませんか…?
仇討ちを母に「なりません」って止められた時の兄弟の反応の差…

弟はすぐに我ら兄弟の悲願なのに何故!って前のめりに母に楯突くけど、兄は黙って母に言葉を投げかける弟を制止する
母の勘当という突き放すような言葉を弟はそのまま受け止めちゃうけど、兄はその言葉の裏に隠された自分たちへの愛情を理解して、死にゆく親不孝を許して欲しいって思ったんじゃないかな…。反対に弟は、そもそも仇討ちが兄との絆なとこあるし、仇討ちにある種の希望を見出してる気がする…。
兄の、会うのはこれが最後なのに顔を見せてはくれないのですか?と母に言うところの表情が本当に印象的で…これからも家族と生きていきたいという想いと、仇討ちを成し遂げたいという気持ちの矛盾が滲み出てて辛かった…兄者…
この兄の台詞の時の弟の表情、上手からはよく見えたんですけど、兄の言葉に圧倒されているような、兄と一緒に願うような、何とも言えない顔してて…弟…

その後も注目で、兄の言葉に振り返りたい気持ちを泣く泣く抑えて母はその場を去ってしまって、そんな母の姿を見て兄弟もしょんぼりその場を立ち去ろうとしますよね…
弟から先に出ようとするんですけど、ふと兄が足を止めて、弟が振り返ったら兄が舞を始める(ここ美しすぎませんか)

兄:舞を一差し 別れの舞
  舞を一差し 巣立ちの舞

この一節で、弟は兄がやろうとしてることを直ぐに理解して、その場に座って続きを歌い始めるじゃないですか…いやもうここの流れが美しすぎて好きすぎて無理でした

千年刀やってても、母の愛情を直接は受けたことないはずだよね(刀ミュ審神者おじさんだし)
軽く調べたところによると、「曽我物語」では出家したのに箱根山を下りて元服した五郎だけ勘当されて、仇討ちに行く前に祐成が母を説得して勘当を解くみたいなんです。でも舞を母に披露して説得したってどこ調べても出てこないのでこれは刀ミュのオリジナルなんだと思い込むことにします(学がないのがつらい)
ということは、母にもらった愛情の返し方が、髭切と膝丸が演る曽我兄弟のこの舞なんですよ……エモエモのエモエモすぎてエモ………
鳴き方も飛び方も知らなかった雁の子は母の愛を受けてこんな立派に育ち、後は飛び立つのを待つばかりです、どうかお許し下さいって感じの歌詞で…巣立ちの舞…鳴謝のうた……エモい(自分で聞き取れた歌詞とフォロワーさんのお力で補完しましたはやく配信観たいです)

そしてこのそれぞれが舞う時、兄者はめちゃめちゃ泣きそうなんですよねー!!弟は母と別れる悲しみも感じてるとは思うけど、やっぱり我ら兄弟の仇討ちへの強い意志を母に見てもらいたい感が出てる…
弟の力強い舞と兄の哀しげな舞の差が髭切と膝丸の差(そして三浦くんと高野くんが得意とする踊りの差…)


全然関係ないんですけど、「鳴き方を 飛び方を」って入る高野くんの声が優しすぎて死にました
全然関係ないパート2なんですけど、高野くんの雁の子を表現する翼の振りのリズムの取り方が高野くんでまじ高野くんって感じで好きでした
全然関係ないパート3なんですけど高野くんの「門出を」を会場で聴いて声の伸びと力強さに鳥肌たちました(配信だとその感動を味わえないと思うとかなしいです)

※当方は高野くんの膝丸推しですパッションが抑えられすすみません

 


あと曽我兄弟の最期……
これも軽く調べたところ原作の曽我物語では兄が仇討ち当日に返り討ちにされて死んで、弟は捕らえられて翌日頼朝の前でこの仇討ちについて話をして、頼朝はその勇敢さに弟を生かそうとするけど祐経の子供が悲しむ姿を見て弟も殺したそうですね…
でも双騎は、確かに兄が先に死ぬけど、弟もその後を追うように死にますよね(尺の問題とかそういう情緒のないことは言わない約束で…)
源氏兄弟は死ぬときも一緒…(ここでの死はあくまで演じてる役での物語中の死なので刀剣破壊はないのかなと勝手に解釈してます)

あと仇討ちの戦い方もやばくないですか…兄者…
兄者、弟がピンチの時兄が絶対庇ってるんですよ…

①最初祐経が弟に向かって放った矢を庇って肩に受ける
②途中で頭上で手を固定されて脇腹を斬られた弟を物陰から飛び出して助ける
③最後に弟を庇って祐経の剣を腹に受ける

ほらもう思い出しただけでも3回ある…はぁしんどい…
しかも、弟を庇って祐経に腹を刺された兄は、次は弟だって感じで弟の方を向く祐経を引き止め、自分の腹に刺さった剣を更に深く刺して祐経の身動きを取れなくさせて、弟の名を叫んで弟に祐経を斬らせると記憶してて……
弟には絶対手を出させない…!っていうあの目……これ観た時ほんとしんどくて、でも泣いたら勿体無いからガチ泣きしないように頑張って堪えたけど…
はぁ〜〜もう最高の解釈、理想の兄者、ありがとう刀ミュ……
その後兄も一度祐経に剣を一度回すけど、最後のとどめは弟が刺しますよね…それで祐経が死を遂げたあと、「やったか…?」って兄が言って兄弟笑い合って…兄が立てなくなって弟の膝で「よくやったぞ…」って…あんなに弟を庇ったのに最期に弟を褒める…
どこまで泣かせるんだと…

刀ミュ審神者のおっちゃんも大号泣したでしょ知ってる一緒に泣こ

ちょっと原作の「曽我物語」の戦い方に兄が弟を庇う描写があるのか調べてないので申し訳ないんですけど…でも兄弟愛って尊いからあるのかな…もしあったらどの世界線でも兄者尊いってことで…

話が前後して申し訳ないんですけど、①で戦いの最初に兄者矢を受けるじゃないですか…でも祐経が姿を現したチャンスを逃さない為に弟に後を追うように言いますよね…ここ尊いポイントですよね
ここで兄弟が一旦別れるんですけど、兄者は肩に怪我してるし多勢に無勢だしきっとこの場で死んでもおかしくなかったですよね…絶対兄も自分の死を考えたと思うんですよ、でも同時に、弟ならやってくれるって信じたと思うんですよ。
でも弟が駆け出そうとした時に放った「兄者、死ぬなよ」という言葉が、兄を強くしたと思うんですよね…弟の言葉にニヤリと笑い、刺さった矢を咥えて敵に立ち向かうあのシーン凄かったですよね…しかも生きて弟に会うため敵を全員殺さずに逃げる選択をするんですよね……兄者〜〜!!!!

弟が兄と仇討ちを成す決意をする場面の曲の歌詞が

弟:兄上はきっと知らないでしょう
  私が追いかけたいのは あなたの背中
  強くなりたい 追いつきたい

兄:お前は知らないだろう 私が
  凛としていられるのは お前の眼差し
  しゃんとした背中を 見せたいのだ

確かこんな感じだったと思うんですけど、え、まさにこれじゃね????ってなりました…
しゃんとした背中を見せたい兄者…
上記は一万と箱王としての歌詞だけど、個人的には源氏の普段は見せないインナーマインド的なあれで通ずるものがあるのではと思いました源氏ガチ勢の人や解釈違いの人いたらすみません

 


もう後は木魚ポクポクのシーン…
あれは刀ミュの刀剣男士だからポクポクのリズムに体が反応しちゃったのかなとかね…
にしてもえらいやっちゃとヤーレンソーランはしんどいところが多い中で笑える救いのシーンだったね…
加納さんもだんだんノッてきたのか、6ソワレでは最初から調子よく歌い始めて嬉しくなっちゃった…
そしてあんなキラッキラの満遍の笑顔で合掌する高野洸くんが見れて最高でした可愛かった…

 

というわけで、色々話が脱線しちゃったけど、我々が目撃したのは刀ミュの源氏兄弟だからこその曽我物語だったということが言いたかったのですが…

伝わりましたかね…きっとまだまだその源氏の欠片はあると思うんですけど…

 

まだまだ語り足りないですね

だってもう全てが印象的なシーンで…

 

まず膝丸の箱王の演技下手すぎませんか??(褒めてる)

容姿は、フォロワーさんも言ってましたがあの成人のまま演るには無理があるので、何らかで幼くしてんのかな〜と思ったりしますが…いやでも実際に21歳の成人男性がやってますしね…結構そこで大混乱でしたよね…話し方や声がもう面白すぎてひっくり返りそうになったのですが、笑える雰囲気ではなかったので真面目に観てました…。

 

兄「は!」(凛々しい、勇ましい、格好いい)

弟「ハァ〜〜〜〜⤴︎⤴︎⤴︎」(面白い、甲高い、面白い)

 

兄が結構自然なので、弟のいい意味で浮いた演技に「膝丸可愛いかよ…」ってなりました…(ここが受け入れられない人もいたと思うけどね…)

 

あと「雁」…

みほとせでも雁の親子が出できますが、今回は雁が曽我兄弟の象徴でしたよね。

雁は秋に日本に来て冬を越し、春に去る渡り鳥で、日本では秋の訪れを告げる鳥として和歌などで詠まれてきたみたいです。なかでも人々の悲しみを雁の鳴き声に重ねて詠んだとか……悲しみか…。

あと月と雁は秋の代表的な組み合わせみたいで…あ、なんかありましたね…母と曽我兄弟で13の月の日に雁の群れを見る場面……(兄が「あれはお前だ〜」って弟のおでこピンってやるの可愛すぎました)

雁の親子を自分たちの家族に重ねて歌う場面が本当に幸せそうだったから、そのあとの巣立ちの舞や死ぬ間際の雁が音が切ない…

 

雁は春に去るけど、曽我兄弟の仇討ちは旧暦5月28日らしいので死に際に雁の鳴き声は聞こえないはずなんですよね…

 

兄:空耳だろうか 聞こえる気がする

  あの空の ○○○○○

  再びの 雁が音

 

兄が静かにこんな感じで歌い出すと思うんですけど、弟はキョトンってしてて、雁の音聞こえてないですよね…

でも兄が息を引き取ったあと、雁の羽ばたく音が鮮やかに聞こえますよね…しかも弟にはその雁の姿も見えていて、

 

弟:空耳ではない 確かに聞こえます

  あの家族の 戯れ

  再びの 雁が音

 

って空を見つめながら歌って、兄はもう目を開かないのに兄を隣に座らせて雁の姿を見せようとするのは本当に…しんどい…しんどい…

兄弟の一番幸せだったあの日の光景が、最期幻聴・幻覚なのはしんどい……

あと三浦くんの兄者が美しすぎてガン見してしまいました…

でも2人の亡骸を母が見つけるところも描いてくれて、少し救いがあって良かったなと思いました。

 

はぁ…一部がしんどすぎて全然二部にいけない…

 

 

あ、そうだ…

一万と箱王の時に、父上が帰ってきて大喜びして、

 

一:父と

箱:母と

一:共に

箱:共に

 

と歌うシーンありますよね。

左から母と父が後ろに立って、弟と兄がその前に座って母と父が兄弟の肩に手を乗せるじゃないですか…4人で幸せそうな笑顔が印象的ですよね…

でも父上が殺されて、今度は2人だけでこのフレーズを歌う時には後ろに母と父はいなくて…だから曲の最後で兄が親のように弟の後ろに立ち、弟の肩に手を乗せるんですよね。そして乗せられた弟は嬉しそうに笑うんですよ…

2人の絆を感じるというか、二部の「kizuna」の最後も同じポーズで確か終わるのでリンクしてるな〜って思いました…

 

はぁ…衣装も髪型も可愛すぎてびっくりでしたね…

一万はかぼちゃパンツみたいな感じで膝小僧が出てて、箱王はサルエルみたいな感じで膝小僧出てなくて、お兄ちゃん可愛さ極めてんなって思いました。

あとそれぞれの左の腰に、一万は扇みたいな形に波のような絵が描かかれてる装飾、箱王はオレンジ、青、緑の3本の布が垂れ下がったような装飾があったんですけど、それがなんなのかよくわかりません…鳥と蝶以外の、歌舞伎の衣装のモチーフなのかな…わかる人教えてください…

 

元服して櫛をとって一つに結んだ髪がファサってなる瞬間は全オタクがわいたと思います…あそこシンメに顔を背けるのも堪らんですね…

仇討ちの弟の右肩を出す衣装もやばかった…あれもオタクへのサービスかと思ったらなにやらちゃんと意味があるみたいで…なんにしろ高野くんの素晴らしい上腕二頭筋を堪能させてくれてありがとうございました…。隈取りもめっちゃびっくりしましたが、歌舞伎を忠実に再現しているみたいで…

 

そうだあと、女形としてですけど、初めて刀ミュで女性が出てきたことにも驚きました…いままでは“戦!!”って感じだったけど、今回は母にもかなり感情移入できる作品だからびっくりした…本当に今回の双騎は挑戦だ…

 

まだまだなんでG線上のアリアがメインテーマなんだろとか、なんで父上は喋らないんだろうとか、「一人咲く可愛い花 誰の悲しみに寄り添うの」って時に出てくるマント被ったアンサンブルは何を表してるんだとか(このマントマンは最初の髭切と膝丸の登場シーンでも出てきたよね)まだまだよくわからないところたくさんあるけど、とりあえずこの辺の難しいことは頭のいい人の考察を読むことにします…

否定的な意見も全然ありだと思うのでそういう意見も聞きたい…

 

いや〜でもこんな機会でもないと曽我物語や歌舞伎に触れる機会がなかったので個人的にはめちゃくちゃ面白かったし、それを髭切と膝丸で(三浦くんと高野くんで)観れて良かったな〜って思います。

仇討ちっていうのも単なる復讐じゃなくて封建社会の美意識みたいでなかなか深いし…仇討ち、兄弟の絆をこんなに美しく悲しく描きながらも短い時間にまとめられる刀ミュ本当に凄い…なんでステラボールでやった…全国公演してもいい…

 

(膝丸のちくびしか記憶になかったりもするけど)二部の感想はまた書きます。